ネイティブと話す3つのデメリットとは?英語で伸び悩む方への改善策

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こんにちは!ハルチコです。

語学学習は楽しいですよね。でも「外国人と話せれば、英語力もUPするはず!」と思って留学や英会話教室を試して、効果が出なかった人も多いのでは。

確かにネイティブと話すと、コミュニケーション力はアップするし、言葉が通じた喜びを得られます。しかしネイティブと話すデメリットもあります。

この記事はこんな人におすすめ!
・ネイティブと話すデメリットが知りたい
・留学や英会話教室をでうまくいかなかった理由が知りたい
・ネイティブとの会話を効果的にする方法は?
・デメリットがあってもネイティブと話したい

・ノンネイティブとネイティブの違いは?

わたしはTOEIC840点(900点台とかならカッコウいいのですが…)、英語力維持のためにPreply(プレプリー)を子どもと利用、実践ビジネス英語でリスニングを鍛えた、文法よりリスニングが得意な2児の母です。

実は「海外に住んでもなかなか語学力がアップしないな」と感じたのは、中国在住経験からでした。中国語だらけの2年間だったはずなのに、中国語がほとんど身につかないまま帰ってきました。その経験から得た、ネイティブと話すデメリットと改善策をお伝えします

またPreply(プレプリー)の体験談を知りたい方はこちらをどうぞ!

留学で英語が身につかない?ネイティブと話すデメリット3つ

ネイティブとたくさん交流があるからといって、英語力がアップするわけではありません。ネイティブと話すデメリットを3つ紹介します。

ネイティブが雰囲気から伝えたいことを感じ取ってしまう

ネイティブは単語の組み合わせや会話のながれで、伝えたい内容を理解してしまいます。「えっと、行った、食べた、ごはん、おいしかった、昨日…」と英単語を並べても、「昨日、外食したの?どこに行ったの?」と話が進みます。ほとんどの場合、間違いをなおしてくれません

とくに友達なら、間違いよりも会話の内容やながれを大切にします。会話を止めて、「その場合は『昨日外食したお店がおいしかったんだ』と言えばいいんだよ」と教えてくれるネイティブは希少です。

対して日本人は「ネイティブと話して通じた!」と喜んで自信を持ちます。ネイティブと話せると楽しいし自信も持てるのですが、修正しないまま間違えを繰り返すようになるので注意が必要です

単語や相づちで会話が成り立ってしまう

ネイティブの話すスピードが聞き取れなくても、次の相づちを打っていればなんとなく会話についていけます。

■ネイティブとの英会話によく使う相づち
・「Uh-huh(うんうん)」
・「I see.(なるほど)」
・「Oh yeah?(へぇ、そうなんだ)」
・「Really?(本当?)」
・「Wow!(わ~!)」
・「Uh-oh!(あらあら)」

誰でも会話を真剣に聞いて相づちを打ってくれれば、うれしいですよね。ネイティブは相づちが返ってくるので、相手が理解しているものだと思って楽しそうに話します。

対して日本人は、相手の気持ちを優先する傾向があります。楽しい雰囲気を壊したくないので、なかなか「もう一回言って?」「聞き取れなかった」と会話を中断できません。うなづきながら、「Uh-huh」を繰り返してやり過ごしがち。

そのため身につかないまま、言葉が通り過ぎて消えていきます。

英語は一定レベルから上を目指すのが難しい

ネイティブとの会話は、中・上級社のレベル維持には最適です。でも意識して学ばないと、英会話だけでTOEIC800点以上は目指せません。

理由は、初級英会話レベルの英語が身についていたら、日常会話にあまり不自由がないため。ネイティブの友達と遊ぶ計画を立てたり、一緒にお茶やパーティーをするのにビジネス英語は必要ありません。つたない英語でも、会話が成り立ちます

また友達に対して「このデータを、取引先の企業に送信しておけばよろしいですか?」などいわないですね。そのため英会話だけで力を伸ばしてきた人は、一見流ちょうにみえるけれど、友達のあいだでしか通じない英語を話す人が多いです。

自分が使いやすい英語表現を使って、ついつい会話してしまう」というのは、わたし自信も悩んでいる問題です。

ハルチコ
ハルチコ

わたしが中国で身につけて帰ってきたのは、「あ~いい気持ち」「痛い!」
→ マッサージ用語です(笑)
「右に曲がる」「左に曲がる」「Uターンして」
→ タクシー用語です
人は努力しなければ、必要最低限の言葉で生きられます

ネイティブと話すデメリットの改善策

ネイティブとの会話で英語力を伸ばしたいなら、事前に英語学習をする必要があります。学んだ単語や表現を、意識して会話に取り入れるようにしましょう。

「修正してほしい」「ゆっくり話してほしい」など希望を伝える

間違えたまま、聞き取れないまま会話が進まないように、あらかじめネイティブに希望を伝えておきましょう。わかっているフリはしないで、「わたし、英語あんまり聞き取れないんだ」と開き直るのも一つ。「変な表現していたら教えて」「聞き取れなかった、もう一度」など気軽にいいあえる仲になれればステキですね。

相手が日本語に興味を持っているなら、相互学習の時間もよいです。わたしは「日本語を学びたい」というネイティブが周りにいたので、お互いに教え合う時間を設けました。

ただの会話と違って、自分が学習した部分でわからなかったことや、使いたい表現を英語で教えてもらいます。また同時に相手の知りたいことも伝えます。あるカナダ人は漢字フリークで、とにかく格好いい漢字が書けるようになりたい人でした。お互い1週間に1時間、スタバで学習時間を取ったのですが楽しかったですよ。

お互いに学習の時間と定めるから、間違いを修正して、表現を増やせます

意識的に文法や単語を学習しておく

会話だけでは、簡単に表現方法や単語は増えません。ネイティブではないので「自然に身につくだろう」という甘い幻想は捨てて、学習しましょう。少なくとも大学入試レベルの文法と、英単語3,000語くらいは身につけたいです。

その日にネイティブと話したいトピックがあるなら、事前に関連する単語や表現を学んでおきます。ネイティブと一緒に料理する予定なら、キッチン用具や調味料、料理方法に関する表現なんかを事前学習するとよいですね。

会話で一度聞いただけの単語や表現は、なかなか頭に残りません。しかし何度も書いて音読して、反復練習で覚えたものを、会話で実践するのは非常に効果的です。「この表現、あってる?」とネイティブに正しい使い方をしているか確認できれば、それだけで頭に残るでしょう。

使いたいと思った表現はストックして復習する

反復練習は重要です。でも、会話の途中では練習できないですよね。ペンとノートを持ち歩き(もちろん記録媒体はご自由に)、気になる表現があったらささっとメモをとりましょう

わたしは中国にいるときに、何度も耳にする用語をメモしておき、あとで家で調べて練習しました。会社で使うのに必要だった「少々おまちください」とか「中国語は話せません」という表現は、家で何度も反復して覚えました。(とうか、反復練習しなかった表現はすべて中国に置き忘れてきました……。)

正しい表現を、何度も口に出して覚え込む。ノンネイティブなら努力が必要です。

ノンネイティブとの交流も楽しむ

最近の英語学習では、ネイティブスピーカーが重要視されています。でも世界の英語人口17.5億人といわれていますが、ネイティブの割合は3.9億人くらいだそうです。英語人口の約78%が、英語を母国語としないノンネイティブなんですね。

わたしは、正しい文法で丁寧な話し方ができるなら、ネイティブ並の発音は必要ないと思います。同じ日本語のなかでも関西弁や東京弁、東北弁などさまざまな方言があるのに、なぜ日本なまりの英語はだめなんでしょう?いいじゃありませんか!

発音のし悪しよりも、英語で国や文化の異なる人たちと交流して、新しい価値観や文化を知るほうが重要だと思います。ネイティブだけに目を向けず、発音を気にしないですむノンネティブとの交流も楽しんでみましょう。

ハルチコ
ハルチコ

わたしがいままで交流してきたのも、ノンネイティブが多いよ。
ミャンマー、シンガポール、エルサルバドル、ポルトガル、フランスなどなど。
いろいろな国の価値観や文化が学べて楽しい!

ノンネイティブのほうが話しやすいって本当?

国際交流ですぐに仲良くなれるのは、経験上ノンネイティブでした。お互いに英語が第二外国語なので、お互いの気持ちを理解してコミュニケーションできます。ゆっくり話す、スラング(俗語)をあまり使わない、聞き取れているか様子をみるといったコミュニケーションの取り方が、ノンネイティブは上手です

ネイティブもマンツーマンでつき合うと、話しやすいし楽しいです。でもネイティブが複数人集まって会話しているなかに混じるのは、英語初心者にはけっこうきついスピード速いし、会話が流れていくのでなかなか口を挟めません。ネイティブもそれがわかっているのか、複数人でいるときはあまりノンネイティブに話しかけてこない気がします。

でも基本的に、国でつき合う相手を決める必要はありません。仲良くなれそうだな、と思ったら堂々と話しかけてみましょう。

オンラインで気軽に外国人と話せる場所

外国語の習得は、時間がかかります。でも忘れるのと衰えるのは一瞬です。一度身につけたら、日常的に使って維持する必要があります

オンラインで外国人とつながる方法3つ

身近に話せる相手がいればいいですが、なかなか難しい場合もあるでしょう。その場合は、オンラインがおすすめです。オンラインでつながる方法には次のものがあります。

■オンラインで外国人とつながる方法
・アプリ(例:HelloTalk)
・オンライン英会話教室(例:DMM)
・言語学習プラットフォーム(例:Preply)

アプリやオンライン英会話教室に関しては、また別の記事で紹介したいとおもいます。

言語学習プラットフォームの大手は海外のサービスなので、あまり日本では知られていません。気に入って使っているので、少し紹介しておきます。

言語学習プラットフォームとは

言語学習プラットフォームは、言語を教えたいチューターと言語を学びたい生徒を結びつけるプラットフォームです。チューター側が、基本的に手数料を支払っています。生徒は好きな先生を選び、先生の授業を受けて授業料を支払います。

Preplyの特徴

わたしが言語学習プラットフォームのPreplyが好きなのは、現地にいる外国人と簡単につながれるためです。チューターは自分の得意分野や資格を公開しているので、そのなかから自分と合いそうな人を選んで申し込みます。

わたしは英語を公用語とする、中南米の島国の先生を選びました。先日の能登半島地震のときも「大丈夫?巻き込まれなかった?」と心配してくれる、とてもステキな先生です。ちなみに50分間でわたしと娘が時間を2等分して利用しています!

Preplyの特徴を簡単にまとめておきます。

■Preplyの特徴
・英語だけではなく、50ヵ国語くらいから選べる
・講師の資格がある人もいれば、ない人もいる
・講師が自分で授業料を決める(50分400円台~)
・チケット制で好きなときに好きな場所で学べる
・講師により得意分野が異なる(英語で算数を習うなども可能)
・バイリンガルの講師が多い(日本語の対応が可能な先生もいる)
・50分間を家族で利用など、自由度が高い

興味があるなら、申し込み手順や割引方法をまとめている「【割引情報あり】preplyとは|教える?教わる?Preplyのお得な利用方法」をどうぞ!

ネイティブと話すデメリットを知り学習にいかそう

ネイティブとの会話が増えると、リスニング力やコミュニケーション力がアップします。またノンネイティブとの交流よりも、きれいな発音が身につくかもしれません。

でも「ネイティブに通じた!」という喜びだけで努力を怠ると、あっという間に英語がガタガタになってしまいます。ネイティブと美しい英語で会話しているノンネイティブたちは、見えないところで必ず努力しています。

大学受験レベルの文法、それから英単語3,000語を覚えるところがスタート地点です。基本的な語学力が身についたら、英語力をキープできるように維持もしましょう。

ハルチコ
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